キャリブレーション製品の校正証明書
校正証明書 (工場)
証明書はひとつひとつ異なり、証明書番号で識別されます。証明書には、各ユニットの表とグラフィック形式でのテスト結果 (必要に応じて調整・修理前後のデータを別々に提示) と、測定の不確定性の詳細を示しています。ユニットが告知仕様と各ユーザーの要件を満たすかどうかを、明確に確認できます。
証明書には下記情報も併記しています。
- 校正プロセスの概要
- トレーサビリティデータ (使用基準治具と校正の詳細)
さらに、ISO 17025 の要件に準拠し、試験日と証明書の印刷日が別々に記載され、結果に関してレニショーの責任者が署名を行っています。
レーザーとセンサー (および両ユニット間のデジタル通信) に個別の校正証明書を作成しているため、いずれかを変えてもシステム全体の精度保証は維持されます。ただし、単一システムとしてこれらの校正を行った場合は、保証できません。
- Certificate of calibration: XL-80 laser [en]
- Certificate of calibration: XC-80 compensator [en]
- Certificate of calibration: XC-80 air temperature sensor [en]
- Certificate of calibration: XC-80 material temperature sensor [en]
- Certificate of calibration: XR20 rotary axis calibrator [en]
- Certificate of calibration: Angular optics [en]
規格準拠証明書
XM-60 と XK10 の規格準拠証明書は各システムに固有です。各システムを構成するコンポーネントのシリアル番号が記載されています。システムの試験対象の公表仕様の詳細と、システムがこの仕様を満たしていることを示しています。証明書には下記情報を記載しています。
- システムの試験日
- システムの性能仕様
- 測定の不確かさ
さらに試験日と規格準拠証明書の印刷日が別々に記載され、結果に関してレニショーの責任者が署名しています。
再校正証明書
工場での校正は、XC-80 環境補正システムのセンサーの初期設定を行う場合のみ必要です。多くのデータを比較し、2 種類のプロセスで同様の結果が得られることを確認したうえで、レニショーサービスセンター*では、シンプルな校正プロセスを採用しています。そのため、補正システム (およびテスト対象の個別センサー) の証明書は、最初 (納品時) の証明書とは内容とレイアウトが異なります。
*英国、ドイツ、アメリカ合衆国、中国