SurfitBlade™
計算流体力学や有限要素解析など下流のプロセスに使用するブレード表面形状を作成するための、エンジニア向けオフラインアプリケーション
SurfitBlade: 航空機のブレードのデータフィッティング
SurfitBlade は APEXBlade の下流プロセス用アドオンアプリケーションです。APEXBlade で作成された DMIS プログラムの実行時プローブ先端の中心測定データを使用して、表面データを提示します。真の形状分析が可能で、より的確に製造能力を把握できるようになります。
SurfitBlade では、完成品のブレードの正確なリバースエンジニアリングを行い、設計および製造プロセスにおいて画期的なフィードバックを取得できます。APEXBlade の補完的アプリケーションで、APEXBlade で生成された DMIS プログラムを MODUS で実行後、スイープスキャンによる先端の中心データから表面を完全に再現します。真の形状分析が可能で、より的確に製造能力を把握できるようになります。
SurfitBlade では、ブレード再現プロセスの段階ごとにガイドを表示します。
スイープスキャンのインポート
- MODUS.out または Geometric Modelling Library (.GML) ファイルからスイープスキャンデータをインポート
- スイープスキャンのスタイラス球半径を設定
- 不要なスキャンデータを削除
表面パッチの作成
- 各スイープスキャンの NURBS 曲線「パッチ」を作成
- エラープロットを表示し、パッチの水準を評価
- 作成条件を調整して、パッチを改善
断面の作成
- 表面パッチから断面を定義
- ブレード両端の一番上と一番下の断面を定義して断面を調整
オフセットセクションの作成
- スタイラス球半径により先端の中心からのオフセットを設定し、各面の「オンサーフェス」ポイントセクションを作成
断面曲線の作成
- プロファイルの真の形状を取得するために、動的制御ポイント密度を用いて各ポイントセクションで NURBS 曲線を補間
- エラープロットを表示し、補間の水準を評価
- 作成条件を調整して、曲線を改善
最終の面の作成
- 断面曲線を描画して NURBS 面を作成
- エラープロットを表示し、最終の面水準を評価
- 作成条件を調整または、前の手順を繰り返して面を改善
自動再現
ブレードの作成が完了すると、同様のブレードにこの条件を適用できます。SurfitBlade は自動の操作が可能で、SurfitBlade バッチモードではブリスク全体に自動ブレード解析を実行できます。