ナノインデンテーション
ラマンの in situ 測定の包括的な化学解析により、くぼみから直接機械特性を相関測定します。
ラマン/ナノインデンテーション
ナノインデンテーション測定に inVia の機能を応用し、機械特性およびトライボロジー特性と、結晶化度、結晶多形性、位相、応力/歪みなどの化学情報を直接相関させます。
1 台の複合システムで複数の役割
inVia には、レニショーの光ファイバーテクノロジーが採用されており、Hysitron 社の TI 950 TriboIndenter® などの各種ナノインデンテーションシステムを連結して使用することができます。このように装置を統合して使用することにより、特性評価能力を大幅に強化することができます。
装置間でサンプルを移動して位置合わせを行わなくても、サンプルの同じ場所をインデンテーションとラマン分光の両方により解析することができるため、効率が大幅に向上します。また、inVia とナノインデンテーションシステムを個別に同時使用することも可能です。個々の性能には影響しません。
サンプルから高度な相関データを取得
- ナノスケールのくぼみ、傷、摩耗の解析
- 局所的特性、機械特性、トライボロジー特性の判断
- 表面形状イメージングのための in situ SPM
- ラマン分光による化学特性と構造特性の解析
機械特性と変形挙動に関するナノスケール、ミクロンスケールの詳細データを取得します。
詳細について
ナノインデンテーションの最新ニュース
University of Colorado Boulder (アメリカ合衆国) がラマン分光とナノインデンテーションを統合
コロラド大学ボルダー校のバイオメカニクス・バイオミメティクス研究所では、レニショーの inVia™ confocal ラマンマイクロスコープを使用して生物組織とバイオマテリアルの特性評価を実施しています。このシステムを、米国ミネアポリスを拠点とする Hysitron 社のナノインデンタシステムと連携させて、サンプルの化学情報と機械情報を取得しています。