ラマン分光とフォトルミネセンス分光を使った宝石の分析

レニショーの inVia コンフォーカルラマンマイクロスコープは、世界の多くの宝石研究所により最良の装置として採用されています。

理想的な宝石鑑定ツール

さらに、ラマン分光は非破壊技術であるため、宝石や鉱物に損傷を与えることがありません。

レニショーの inVia コンフォーカルラマンマイクロスコープは、従来の記載岩石学的分析技術を補うもので、ラマンとフォトルミネセンスイメージとスペクトルの両方を取得できます。

宝石の専門家にとってはなじみある光学顕微鏡を採用しており、すべての標準的な観察方法 (透過光または反射光、偏光) に対応できます。高度な自動化により複雑な操作を排除した inVia を使用すると、サンプルにフォーカスを合わせるだけでスペクトルを測定できます。

レニショーの無機物・鉱物スペクトルデータベースにより、宝石を簡単に同定できます。ダイヤモンド、モアッサナイトなどを数秒で識別できます。

ラマン分光を使用すると、粗悪な宝石も簡単に検出できます。

inVia の高空間分解能と長焦点対物レンズオプションを使用すると、顕微鏡でやっと見えるほどのミクロン単位の割れ目に使われたエポキシやその他の充填物でも確認できます。

さらに、熱処理や照射処理を行った宝石も検出できます。例えば、外観を変えるために施されたダイヤモンドの高圧高温処理も検出が可能です。

含有物の組成を簡単に確認し、StreamHR™ 高速共焦点ボリュームイメージングにより三次元形状を可視化できます。また、固体だけでなく、液体や気体の含有物も分析できます。

本分野の詳細または他分野については、アプリケーションチームにお問い合わせください。

このウェビナーでは、分析技術を事例や実例を介して紹介しています。宝石の証明のため技術として最適なのがラマン分光とフォトルミネセンスです。

中国国立宝石試験センター (NGTC) では、レニショーの高性能な inVia コンフォーカルマンマイクロスコープにより、非破壊方式での宝石の同定と特性評価を行っています。