Correlate™ モジュールを使った相関ラマン分光

複合ラマン分光

Correlate™ モジュールを使用することで、走査型電子顕微鏡 (SEM)、蛍光、原子間力顕微鏡 (AFM)、赤外分光および光学顕微鏡など、一般的な各種分光システムによるラマン分析結果を比較できます。

機能概要

• 座標マネージャ: 一般的な光学顕微鏡からレニショーラマンシステムに座標をインポートし、変換
• イメージアライメントツール: 平行移動、回転、サイズ変更、アスペクト比制御によってイメージを重ね合わせることができ、透過性も変更可能
• バッチ測定: サンプル上の異なる位置でのラマン分光測定を自動化
  

簡単操作

3 点以上の基準点とデータ取得ポイントの座標をサンプルに記録するだけで、記録した座標を顕微鏡間で転送することで、Correlate モジュールが、関心領域を特定します。同じ箇所からデータを取得し、イメージを重ね合わせることができるため、補完的な解釈が可能になります。

マルチモーダルイメージングを使ったサンプルの把握

AFM イメージから得られる詳細な形状データを、白色光イメージから得られるさまざまな結晶ドメインのイメージと組み合わせることにより、1 枚のイメージでサンプルをより深く理解できます。

Correlate モジュールは、レニショーの WiRE 5.3 の一部であり、inVia コンフォーカルラマンマイクロスコープ、Virsa™ ファイバーラマン装置、および RA800 シリーズで使用できます。