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Virsa™ ファイバーラマン装置

フォーカス自動調整機能搭載のリモートプローブを備えた、世界唯一のラマンシステム

Virsa ファイバーラマン装置は、ラボのマイクロスコープではできないようなサンプルの分光分析や環境下での分光分析を実施できるシステムです。

Virsa は、LiveTrack™ ライブフォーカストラッキングと Monitor™ ソフトウェアを使うことで、表面が不規則なサンプルや位相変化に応じて形状が変化するサンプル、生産ライン上などで移動するサンプルのリアルタイム分析を簡単に行います。

Virsa とノート PC と SB200

性能

  • 持ち運び可能な、高性能ファイバーラマンシステム
  • 高い空間分解能: x/y <1µm、z <2µm
  • リアルタイムの白色光サンプル観察により高い精度でサンプルを標的化
  • シングルポイント測定でもマッピングでも、x/y/z 電動ステージで正確に対物レンズを位置決め可能
  • 対物レンズを下向きと横向きから選択可能
Virsa ファイバーラマン装置のカタログ
油絵と Virsa

汎用性

543×436×178mm の省スペースであるため、作業台の上や業界標準の 19 インチラックに設置可能なシステムです。ラマン分光を、従来のラボベースのシステムから広げたいと考えていた研究者にとって、理想的なシステムになっています。

Virsa によるグラフェンの LiveTrack 測定

LiveTrack テクノロジー

Virsa には、大型サンプルや不規則サンプル、移動サンプル、化学組成が変化するサンプルの分析が可能な光ファイバープローブを採用しています。このプローブには、当社の LiveTrack フォーカストラッキングテクノロジーが実装されているため、サンプルへフォーカスが自動で維持されます。質の高いラマンデータを取得できます。

Virsa 加熱冷却セル

Monitor ソフトウェア

Virsa のソフトウェアには反応をモニタリングする機能が内蔵されています。1 秒あたり最大で 8 回の計測が可能で、動的かつリアルタイムにデータの取得、分析そして表示できます。複雑なサンプルやプロセスのルーティーン計測に特に最適です。

導入事例

生体内研究

生体内研究

Virsa はラマン分光の臨床応用に理想的な装置です。クリニックでの研究や手術室に適した臨床用光ファイバプローブをご用意しております。臨床でのラマン分光には Virsa をお選びください。

美術品と文化遺産とラマン

文化遺産と保護

文化遺産は大きくて持ち運べないか、壊れやすくて持ち運べないものであることが少なくありません。そういった遺産にうってつけなのが Virsa です。複数の励起レーザー波長、LiveTrack などさまざまな特徴を備えており、多種多様なサンプルに対応できます。

仕様

機能

標準

オプション

励起レーザー波長: 532nm、660nm、785nm✓ (1 波長または 2 波長を選択)
Virsa ファイバープローブ:
  • VRP11: 標準的なバルクサンプリング用
  • VRP21C: 高空間分解能の共焦点測定用
✓ (少なくともひとつのプローブが標準で付属)
5m の光ファイバーケーブル他の長さも対応可能
対物レンズ✓ (レンズ 1 個付属)レンズの追加可能
WiRE インストール済みのノート PC
ラマン関連のサポート (オンライントレーニングモジュール)
ラマン関連のサポート (インストール、トレーニング、サポート)
保守契約
液浸プローブ
ビデオビューア (レンズを介してサンプルを直接観察)
コンピュータ制御の 3 軸プローブ位置決め装置 SB200
プローブの対物レンズ切替え機構 (複数の対物レンズを容易に切替え可能)
未知の物質特定用スペクトルデータベース
高機能データ解析モジュール

詳細について

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規格準拠

Class 3B1 レーザー製品

1IEC 60825-1:2014 により規定