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精密部品製造メーカー:重要な部品の加工に、レニショー製品がなくてはならない存在感で貢献しています。

工作機械用プローブ製品の投入以来、部品のスクラップが皆無になり、工具の芯だし時間が66%短縮というメリット・効果を実現しました。

インドにおける軍用機部品の需要は日々増加傾向にあり、軍用機という使用目的から、加工生産における精密精度が非常に重要になります。現在同社の役員に昇格したビスヌ氏は、2005年、生産加工部門の責任者に配属され、加工現場に最も最先端の加工技術を揃えました: LMW社製工作機械、BFW社製工作機械、HurcoのCNC 工作機械、そして、これらの機械の全てに幾種類かのレニショー タッチトリガープローブ および工具計測システム.を装備しました。

工作機械だけへの投資じゃ足りなかった

しかし、任されたばかりのころは、加工生産の方法や技法にからむ多様な課題が山積していました。「CNC工作機械に巨大な投資をしたあとでもまだ、現場では長すぎる加工のサイクルタイムや芯だし・段取りでの停止時間、加工品質の変動、オペレーターによる人的ミスの発生など、問題を多数抱えていました」とビスヌ氏は振り返ります。

2005年当初、部品のローディングのプロセスに、マニュアルでのインデックシング/割り出し作業および割り出し位置が9ヶ所ある手動のダイヤルシステムが必要でした。1回の割り出し作業には、約45分かかっていました。そのあと、さらに30分かかって機械内の位置をチェックするため、段取り工程は長時間かかり、効率が非常に悪かったのです。加えて、手作業での割り出し作業やオペレーターのミスが原因で、品質のバラツキ/変動が5%、スクラップ率は1.5%ありました。

工具計測プロセスもマニュアルでやっていました。これも、新しい工具の芯だしのたびに起こり、遅延をさらに悪化させました。

工科大学(Halida Institute of Technology)出身のビスヌ氏が、工作機械への投資だけじゃ足りないと気付くまでに、長い時間かかりませんでした。プーネに所在のSECO社を訪社、レニショーのタッチトリガーや工具計測プローブを使用すると、どれだけメリットがあるかを直に自分の目で確かめました。そして、自社の加工現場でも甚大な効果をもたらすであろうと、投入を決心しました。

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