レニショーの歴史
設立 50 年
当社は、50 年の間ものづくりに変化を生み出し続けてきました。設立は 1973 年、創始者は現在の Executive Chairman の David McMurtry と Non-Executive Deputy Chairman の John Deer です。レニショーの最初の製品は、コンコルドに使用されていたオリンパスエンジンの特定検査要求を適えるために David McMurtry が発明したタッチトリガープローブです。この革新的な製品によって、三次元測定の革命が起こり、機械加工された製品と完成アセンブリの正確な測定ができるようになりました。
レニショーは設立以来、平均で年間売上高の 13%~18% を研究開発と製造に投資し、積極的に研究開発を行っています。レニショーが、超高精度や安定した制御を可能にするソリューションを設計、開発そして提供できているのに、こういった背景があるのです。
より持続可能な企業を目指し、「共に明日を変えていく」という思いから、人への投資、製品開発への投資そして製造能力への投資をレニショーは実践しています。
1970 年代
1972 年 - David McMurtry が最初のタッチトリガープローブを発明
1973 年 - Renishaw Electrical Ltd が登記、最初の三次元測定機 (TP1) 用プローブを販売開始
1976 年 - 英国の Wotton-under-Edge にて、旧アイスクリーム工場を商用地として取得
1977 年 - 初の工作機械用プローブを開発。計測と芯出しを自動化
1979 年 - 新卒者向けプログラムを開始 (1984 年に学生支援プログラム開始)
1980 年代
1981 年 - アイルランドに製造拠点を、シカゴ (アメリカ合衆国) に初の国外販売拠点となる Renishaw Inc を設立
1983 年 - ロンドン証券取引所の非上場証券市場に上場 (完全上場は 1984 年)
1985 年 - New Mills の拠点 (現本社。英国、Gloucestershire) が正式にオープン (購入は 1981 年)
1987 年 - 初のレーザー干渉計システム
1989 年 - 初のエンコーダリードヘッドとインターフェースをリリース
1990 年代
1991 年 - QC10 ボールバーシステムのリリース
1991 年 - ラマンマイクロスコープの発表
1992 年 - RAMTIC (Renishaw Automated Mill Turn Inspection Centre: レニショー自動複合加工機検査センター) の導入
1995 年 - レーザーエンコーダシステムのリリース
1997 年 - 社員数が世界全体で 1,000 名を突破
2000 年代
2000 年 - 世界全体での売上額が 1 億ポンドを超える
2001 年 - 「設計と技術革新への功績」により David McMurtry がナイトの称号を受賞
2003 年 - オーストリア、カナダ、ハンガリー、イスラエル、スウェーデンに拠点をオープン
2005 年 - REVO® のリリース
2007 年 - 脳神経学プロダクトラインを設置
2010 年代
2011 年 - ゲージングプロダクトラインと積層造形プロダクトラインを設置
2011 年 - Miskin 工場を購入 (South Wales)
2013 年 - フィクスチャプロダクトラインを設置
2018 年 - 4 レーザー積層造形システム RenAM 500Q のリリース
2019 年 - 社員数が世界全体で 5000 名を突破
2020 年代
2020 年 - コロナ禍において、英国の国民保険サービスに 13,000 台を超える人工呼吸器を納入
2021 年 - 英国での新卒者採用最多の年
2021 年 - 次世代のクローズドタイプリニアアブソリュートエンコーダ FORTiS™ をリリース
2022 年 - Net Zero 目標を発表
2022 年 - Miskin 工場 (South Wales) で £6,500 万ポンドの拡張工事スタート