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新たなスマートデータプラットフォームによるファクトリーオートメーションを JIMTOF 2024 でご提案

2024 年 10 月

レニショーは JIMTOF 2024 にて、新たなものづくりデータプラットフォーム Renishaw Central を展示いたします。Renishaw Central は、生産性やキャパシティ、製造業務の効率化を一変させる、データ駆動型のソリューションです。

現場の機械と機械をつなげ、工場内のあらゆる機械から機械に関するデータや加工品に関するデータ、加工プロセスに関するデータを収集し、製造現場にて一括で見える化を実現するのが Renishaw Central です。

つながる化や一貫性、制御さらには自信を加工現場にもたらすプラットフォームであり、プロセスのあらゆるポイントからデータを収集し、工場全体にかかる強固なシステムの骨組みの構築に貢献します。

Renishaw Central では、加工制御システムや品質管理システムのモニタリングや更新が可能なだけでなく、IPC ソフトウェアを介して製造プロセスの各パラメータを更新することもできます。プロセス内のエラーや誤差を予測し、検出し、そして是正できるようになることで、自動化システムや自動化プロセスがより堅固に、より安定し、長期間にわたって生産性やキャパシティ、効率が向上します。

「Renishaw Central のコンセプト誕生の背景には、自工場の生産プロセスや計測プロセスをデータ化したい、見える化したい、コントロールしたい、といった自社のニーズがあります。課題を解決するときの憶測や推測を減らしたい、自動化プロセスコントロールをもっと組み込みたいと考えていました。お客様が直面する課題の多くに、我々自身も直面し、取り組んでいますから、現場の隅々から実用的なデータを収集し、活用できるデジタルソリューションができあがったと自負しております」(Guy Brown、Renishaw Central Development Manager)

レニショーでは 30 年以上、自社製品の製造プロセスに自動化技術を活用しています。Renishaw Central は、Miskin と Stonehouse の少量多品種生産の製造現場にてすでに配備し、稼働しており、69 台の機械や装置を接続しています。どちらの現場でも、自動化システムの停止に起因する、想定外のダウンタイムを削減できたという報告があがっています。

「Renishaw Central を実際に現場で使うエンジニアやメンテナンススタッフなどの意見も反映することで、現実世界の問題を解決できる製品になりました。元々の Renishaw Central の狙いは、IPC を通じて旋盤の自動化を進めるというものでしたが、自動化システムの突発的な停止を浮かび上がらせ、順位付けできるという嬉しい誤算もありました。そのデータを分析し、対策を練ることで自動化の停止が約 7 割減り、大幅な改善に至りました」(Guy)

世界各地の限定したお客様にも Renishaw Central をトライアルしていただきましたが、そのトライアルにおいても、現場データにアクセスできることでプロセスを把握、そして見える化でき、製造プロセスのパフォーマンス向上につながったという声もあがっています。

工場全体からプロセスに関するデータを収集し、そしてものづくりの現場を見える化する Renishaw Central。現場にある機械や装置のパフォーマンスのチェック、各機器の使用状況の把握、加工品の品質の試験と検証が実現します。各機器のリアルタイムデータを画面で確認でき、Microsoft Power BI などのツールに出力することもできます。出力したデータは工程内制御や改善にさらに役立てることができます。

Renishaw Central の詳細については、JIMTOF 2024 にて レニショーブース (東 7 ホール、E7026) までお越しください。

レニショーおよびレニショー製品についてのその他のイメージ、ビデオ、企業沿革などについては、メディアハブをご覧ください。